Case 008

化学物質のリスクアセスメント代行・支援業務

調査・分析
各種製造業

課題

  • 作業環境測定を実施しているお客さまより化学物質のリスクアセスメントの進め方がわからない、との相談を受けた。
  • 労働安全衛生法の改正内容をお伝えしたところ、リスクアセスメントの代行業務について打診を受けた。

ソリューション

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    使用している化学物質一覧からリスクアセスメント評価と改善提案を作成
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    継続的なリスクアセスメント活動を支援
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    実作業に合わせた保護具の選定と提案

専門会社による、リスクアセスメントを代行・支援

事業所内で使用されている化学品のSDS(安全データシート)および、使用状況などをまとめた化学品調査票を提供いただき、厚生労働省のリスク算定式を基に弊社書式のリスクアセスメント調査報告書を作成した。リスクアセスメントは『リスク評価』と『リスク低減対策』の二段階で構成されており、リスクの評価後にはリスク低減対策が必要となる。作業環境測定で日頃から作業場にお邪魔していたため、実際の作業事情を勘案した改善提案書を提出した。具体的には、運用方法の見直し(排気装置の設置された場所での作業へ切り替え)や、机上の計算でリスクが高く見積もられた製品に対して実測定を行い、実測定結果をもってリスクの上書きを行った。(厚生労働省の定める手法)

継続的なリスクアセスメント活動を支援

リスクアセスメント対象化学物質の範囲拡大や、化学物質が有する有害性情報の更新に併せて、化学物質のリスクアセスメント情報も定期的な更新が欠かせない。弊社では、リスクアセスメントを実施させていただいたお客さまに対して、一年に一度『リスクアセスメントフォローアップ』と呼ばれるリスクアセスメント情報の更新を推奨している。

実作業に合わせた不浸透性試保護具の選定と提案

令和6年4月1日より、皮膚障害を引き起こす化学物質を取り扱う労働者に不浸透性の保護具を使用させなければならないことが定められた。上記リスクアセスメント調査業務を行ったお客さまより保護具(保護手袋)の選定に関する相談を受けることが多く、そのような場合は保護具の実作業を想定した浸透試験を提案している。背景として、保護具のカタログに記載されている浸透性情報は作業強度の高い試験で算出しており、カタログスペックを流用すると、軽作業であっても膜厚が厚く作業効率の悪い手袋を着用しなければならなくなるためである。弊社の浸透試験では、お客さまの実作業を再現して保護手袋の運用可能時間を決定するため、より現実的な運用方法のエビデンスにすることができる。